地名の由来

地名の由来について書こうかと思います。

まず、地元のさいたま市辻についてですが、名の通り、交叉点を表す辻からきているようです。辻自体の由来は道と道が交わる十字路の十字が由来で、「辻」という漢字は日本で作られた合意による国字だそうです。

現在はさいたま市となっていますが、元は浦和市で、浦和の由来は、縄文期は東京湾の水が入り込んでいたため市域の殆どが水面下で、人が住むようになったのは1万数千年前からだそうです。中山道あたりまで海の水が入り込んでいたため、湾曲した浦という意味での「浦曲」が転じたという説と「うらわ」とは水辺が曲がりくねった様子を指し、当時入間川の水利が悪く、その曲がりくねった状態を指す地名という説があります。

浦和では大きな戦乱がなかったそうです。

 

浦和市は大宮市、与野市浦和市が合併してさいたま市となりました。ちなみに大宮市の由来は武蔵国一宮である「大宮氷川神社」からで、大宮にある

氷川神社は埼玉の各地にある氷川神社の総本山だそうです。

 

 

埼玉県の県名由来にも諸説が複数あるそうです。

 

  • 武蔵国多摩郡の奥にあるという意味の「前多摩/先多摩(さきたま)」が転じて埼玉になったという説。
  • 埼玉郷は現在の行田市付近にあり、「前(さき)」「たま(湿地の意味)」が転じたという説。
  • 「幸魂(さきたま)」が転じた説。

この他にもあるそうですが根拠となるものはないそうです。

また、「万葉集」には「前玉(さきたま)」「佐吉多万(さきたま)」の例があるそうで、いずれにしても埼玉の由来は「さきたま」からきているようです。