ヘッドホンのメンテナンスについて
この前、漸く新しいモニターヘッドホンを購入することができました。サンプル品を装着した時のフィット感や価格で結構悩んだのですが、一番の問題はプラグ部分がパソコンに合うかどうかでした。購入してからしばらくは「まあ大丈夫だろう」と楽観的に構えておりましたが、帰宅した途端に不安になってきました。無事に接続できて音も聴こえたので一安心です。ケーブルが片側だけに付いたタイプのものなので、収納の際に絡んでしまう心配もなさそうです。
ところで、最近知ったのですがヘッドホンやイヤホンには定期的なメンテナンスが必要なようです。収納に関しても間違った方法だと断線の原因にもなるそうです。今まで気にしたことは全くなかったのでヘッドホンやイヤホンにもメンテナンスが必要だということは意外でした。断線に関しては…物凄く覚えがあります。学生時代にイヤホンは適当に丸めたりして鞄や引き出しに突っ込んでいたので。当時、しょっちゅうイヤホンが壊れていたのはそのせいかもしれません。
今回はその反省も踏まえてヘッドホン(現在はイヤホンの方は使用していないので)のメンテナンス方法の仕方をまとめていきたいと思います。
ヘッドホンのメンテナンス方法
ヘッドホンでメンテナンスが必要な部分は
の各部位だそうです。特にイヤーパッドの部分はは耳に直接当たる部分で常に密着するので温度の関係から菌が繁殖しやすいのだそうです。これによりレザー部分が剥がれ落ちてしまったりするそうです。更に言うと汚れも溜まりやすいのだとか。知らなかったというより、全く気にしていませんでした。手入れを怠ると当然のことながら長持ちはしません。全く気にも止めてこなかったので、これまでに何個かヘッドホンをだめにしてきました。その大半が、イヤーパッドの部分がひび割れてボロボロになっていき、最終的に音が聞こえなくなるというような状態でした。
こちらは普段音楽を聴くときやゲームをする時などに使っているヘッドホンです↓
今のところイヤーパッド部分はまだ大丈夫そうですが、このまま手入れせずに放置しておくとレザーが剥がれ落ちてしまうかもしれません。
ちなみに昔使用していて、全く手入れをしてこなかったヘッドホン(のイヤーパッド部分)がこちらです↓
レザー部分がかなり剥がれ落ちてしまっていますが、一応まだ使用できます。これと同時期に使用していたヘッドホンも同じようにイヤーパッドのレザーがボロボロ剥がれ落ちていき、最終的には壊れてしまいました。買い替える前のモニターヘッドホンも同様です。彼ら(?)に申し訳なく思いつつ、本題に入ります。
ヘッドバンドのメンテナンス
- 柔らかい布を水または中性洗剤で濡らして固く絞ってから拭く。
- 力を入れて擦りすぎるとレザー部分が剥がれ落ちてしまうので注意。
ヘッドバンドは使用している時は常に頭と密着している上に合成皮革で構成されているものがほとんどのため、皮脂や汚れからレザー部分が剥がれてしまうそうです。この部分が合成皮革でないタイプのものは軽く拭く程度でいいのでしょうか。
イヤーカップのメンテナンス
- 柔らかい布で拭く。
- 汚れが落ちない場合は水で濡らした布を固く絞ってから拭く。
- 汚れが落ちな場合は化学溶剤などを使用する。
化学溶剤などはヘッドバンドの部分を傷めてしまう恐れがあるそうなので、あまり使用しない方が良さそうです。
イヤーパッドのメンテナンス
- 使用後は乾いた布で定期的に拭く。
- 汚れはアルコール成分のないウエットティッシュで拭き取る。
- 汚れが酷い場合は水、または中性洗剤で濡らした布を固く絞ってから拭き取る。
イヤーパッド部分が取り外せるタイプのものなら取り外してお手入れをし、中性洗剤を使用する場合は乾いてから装着するのがいいそうです。ウェットティシュはアルコール成分のあるものだと逆に痛めてしまうので避けた方がいいようです。
ケーブルのメンテナンス
- 絞った柔らかい布やアルコール成分のないウエットティッシュで拭く。
- 力を入れすぎると断線する恐れがあるため注意。
ケーブルの部分は床や机に接していることが多いため汚れが溜まりやすいそうです。
プラグのメンテナンス
- 柔らかい布(メガネ拭きなど)で乾拭きする。
- 汚れが酷い場合は接点復活剤を塗って拭き取る。
個人的に一番気になっていた部分です。
プラグは手垢や埃が溜まると錆が浮き出る可能性あるそうです。接続部分なのでプラグが劣化すると音割れやノイズの原因となるようなので念入りにお手入れしなければなりませんね。
ざっと調べてまとめてみると、ヘッドホンのお手入れがいかに重要であったがわかったので耳が痛い話でした。常に念頭に入れておいてヘッドホンのお手入れを怠らないように心がけていきます。
参考