ドラムのパートについて
前回の記事で触れたドラムパートについて、改めてまとめていきたいと思います。ではまずドラムパートの仕組みから。
上記の五つがドラムパートにおいて重要なものとなります。バスドラムは「キック」、「ベースドラム」とも呼ばれる低い音を出す部分で曲のリズム構成の芯となります。スネアはビートの強拍を表現する役割を持ち、曲のリズムのアクセントとなる部分です。ハイハットはドラムセットの中にあるシンバルが二枚重なった部分のことで、常にリズムを刻む役割があります。このハイハットが開いた状態を「オープンハイハット」と言い、閉じた状態を「クローズハイハット」と呼びます。「ハーフオープン」は半分開けた状態のことです。シンバル、タムタムの二つはリズムの味付けに使用される部分だそうです。
ドラムパートはこの五つの音を組み合わせて曲のリズムを構成していく重要なパート…ということまでは分かったのですが、リズムをどのように構成していくのか分からず、もう一度調べてみたところ、ドラムパートには代表的なリズムパターンがいくつかあるそうです。
8ビート
4分の4拍子で8分音符を基本単位としたビート。ドラムパートの定番となるリズムだそうです。歌などの楽曲でよく使われているのがこの8ビートだそうです。ハイハットを8分音符で刻んで、2拍・4拍にスネアのバックビートが入るのが一般的だそうです。
16ビート
16音符を基本単位としたビート。8ビートを倍にしたリズムだそうです。2拍・4拍にアクセントを置くバックビートのスタイルで、ジャズとロックが融合してできたとされています。ベースとなる音が多いのも特徴の一つ。
4つ打ち
4分の4拍子で4分音符を基本単位としたビート。つまり4ビートのことです。ダンスミュージックでバスドラムにより等間隔で打ち出されるリズムのことだそうです。拍の頭にバスドラムが4分の4拍子で入っているのがこの4つ打ちです。
2ビート
2分音符または2拍子を基本単位としたビート。バスドラム、ハイハット、スネアが安定しているため、様々なジャンルの楽曲に馴染めるリズムだそうです。
調べて出てきたリズムパターンは大体この四つでした。ざっくり説明すると、8分音符を中心にしたリズムが8ビート、16分音符を中心にしたリズムが16ビート、4分音符を中心にしたリズムが4つ打ち(4ビート)、2分音符を中心にしたリズムが2ビートということだと思います(当たっているか自信がないので、後でもう一度確認してみます)。ゆったりとしたバラード系なら8ビート、曲調の速いアップテンポなら16ビート、ダンスミュージック系なら4つ打ち(4ビート)…と、曲の特徴によりリズムのパターンもそれぞれ違うようです。これはどう考えても楽曲の土台に値する重要な部分のように思えるので、実際にDominoのほうで打ち込みをしながら覚えていった方が良さそうですね。
参考
ドラムパターンの作り方 – DTM初心者入門 – DTM 4 beginner
ドラムの打ち込みでビートのMIDIパターン作ってみた 【無料配布】 - ぼべりーの作曲日記