密閉型と開放型のどちらを選べばいいのか

前回の続き…というより個人的なメモ代わりの内容となっています。

さて、前回に引き続きましてヘッドホンについて書いていきます。以前に使用していたモニターヘッドホンが壊れたので買い替えようと思ったのですが、以前のモニターヘッドホンは音の聴こえ方やフィット感についてはあまり気にせずにAmazonで検索した中から、価格が安めのものを購入したものでした。「高いものを買って長続きしなかったら勿体ないし」という理由で選んだのですが、後になったから調べてみると、やはり価格が高めのものが性能のいいものが多いようでした。その辺りの反省も交えて、密閉型と開放型のどちらのモニターヘッドホンを購入すべきか改めて比較しつつ検討していきます。

 

密閉型モニターヘッドホンの特徴

長所
  • 遮音性が高く音漏れしにくい。
  • 細かい音を聞き取りやすく、低音を逃さない構造。
  • 外部からの雑音を遮断できる。
  • 音漏れしにくいので屋外でも使用できる。

短所
  • 音がこもりやすい
  • 音が詰まったように聞こえ、閉塞感を感じることがある。
  • 装着時に圧迫感を感じる。
  • 長時間使用していると蒸れてくる。

音漏れしにくい・外部からの雑音を遮断できるという観点から、作業に集中できるという利点があります。細かい音を聞き取りやすいという点でもこちらの方がDTMの作業に向いてそうです。マンション住まいである身としては音漏れしにくいという時点で購入の決め手となりますが、圧迫感があったり、長時間装着していると蒸れてくるという短所の部分が気になってしまいます。何も一日中作業に没頭するわけではないのですが、蒸れてくるのはやはり不快に感じてしまうのでそこを気にしてしまいます。

開放型モニターヘッドホンの特徴

長所
  • 音のこもりが少ない。
  • イヤーカップの部分が軽量化されているので、装着時の負担が少なめ。
  • 繊細な音で表現される。
  • 聞いていて疲れることがない。
  • ヌケの良い自然な音で聞くことができる。
短所
  • 遮音性が低いため音漏れしやすい(特に低音が漏れやすい)。
  • 外部からの雑音が入りやすい。
  • 音量の取り方に関わる能率が低い。

自然な音で聞けて疲労を感じないというのはいいですね。軽量化で装着時の負担が少ないこともポイントが高いです。ただ、音漏れしやすいのと外部からの雑音が入りやすいという点では、作業には向いてないように思えました。開放型のタイプのものはどちらかというと観賞用での使用に向いているのかもしれません。

作業用にはどちらを選べばいいのか

気持ち的には密閉型のタイプの方に傾いています。以前使用していたモニターヘッドホンも密閉型のヘッドホンでした。開放型の方も自然な音で聞けるなどの利点が魅力的ですが、音漏れしやすいという部分がマイナスに感じてしまいます。密閉型と開放型についていろいろと調べてみましたが、どちらにも共通していたのは、ざっくり言うと「用途に合わせて購入する」「ショップで視聴させてもらい、使い勝手を確認してみる」「なるべく価格が高めのものを選ぶ」の三つでした。ネットでのレビューを見比べながら購入を決めるより、自分で実際に確認してみた方がいいような気がしてきました。今度時間があるときに近所のショップか、そこになければ都心の方のショップに出向いてみようと思います。